川口市の人口推移、他地区への流出、流入、外国人人口の変遷、今後の予測
総人口の推移:
- 令和6年(2024年)1月1日時点:60万6,315人(日本人:56万3,187人、外国人:4万3,128人)
- 令和7年(2025年)1月1日時点:60万7,447人(日本人:55万9,286人、外国人:4万8,161人)
- 総人口は2022~2023年に一時減少したものの、2024年には再び増加に転じています。
少子高齢化の影響により、19歳以下の若年層が少なく、70代の「団塊の世代」や45~54歳の「団塊ジュニア世代」が多い年齢構成。
人口流入
- 川口市は東京都に近い立地(東京駅や新宿駅まで電車で約30分)や手頃な家賃により、都心からの転入が一定数あります。
- 特に、工業地域や物流・サービス業の就業機会の多さが、国内外からの流入を促進しています。
- 外国人住民の流入が顕著で、特に中国、ベトナム、フィリピン、韓国、トルコなどのコミュニティが形成されています。
人口流出
- さいたま市への転出:2024年の1年間で、川口市からさいたま市への転出者は3,735人、さいたま市から川口市への転入者は2,600人で、差し引き1,135人の転出超過でした。
- 2024年8月時点では、川口市からさいたま市への移動が329人と、県内市町村間移動で最多でした。
川口市における ホワイトフライト やジェントフィリケーション、それらの兆候は?
人口動態の内訳(2024年):
- 日本人:出生数3,398人、死亡数6,489人(自然減3,091人)、転入21,918人、転出22,728人(社会減810人)。
- 外国人:出生数484人、死亡数50人(自然増434人)、転入13,592人、転出8,993人(社会増4,599人)。
- 日本人の人口減少は自然減(死亡数>出生数)が主な要因ですが、転出超過も影響しています。一方、外国人の増加は転入超過と若い年齢層の多さが寄与しています。